ご質問ありがとうございます! 返答が遅くなり申し訳ございません。
私はB類数学コース新2年のさるると申します。人によっていちばん心に残っている授業や単元は異なりますので、この場では私が実際に後期試験を受験するにあたり、面接で言う内容を決めたときの思考のプロセスをお話しさせていただきます。
まず自分が興味のある分野や楽しかった授業などを振り返ってみましょう。私は微分・積分の分野が好きだったので、それについて内容を深掘りしていきました。
話を広げるひとつの方法は、その授業で学んだことや分野が現代社会でどのように活かされているのかについて考えることです。微分・積分の考え方は、物理学において物体の軌道の予測や電磁気分野などで利用されます。その他にも、身の回りには微分・積分が用いられている事象がたくさんあります。時間に余裕があればぜひ調べてみてください。
話題を広げるには、今まで学んだこととの関連について考えてみることも効果的です。例えば、中学校で「平均の速さ」と「瞬間の速さ」について学び、後者は計算できないと教えられたと思います。高校数学を学ぶと、これらが関数の平均変化率や導関数などの微分の分野と関わっていることに気づくはずです。このように、数学を学ぶことによって今までの学習が一気に深まった、という面接の展開のしかたも考えられます。
また、いちばん心に残っている授業を聞かれたときに、その授業で学んだこと自体ではなく、授業をおこなった先生に着目することもひとつの方法です。今までの授業を振り返ってみて、この先生の授業はおもしろかった、この先生は授業の展開のしかたが上手だった、などの経験があれば、その経験を語ったうえで自身の理想の教員像について話すこともアリだと思います!
以上のようなことを考えてみて、話す内容の候補にしてみてください。なお、面接の時間は限られていますので、話す時間は1質問につきだいたい1分ほどにすると多すぎず少なすぎずで良いと思います!
改めまして、ご質問への返答が遅くなってしまったことをお詫びします。今年度の後期試験を受験されるのであれば、明後日には試験当日ですね... あなたの努力が実を結ぶことを願っております。