こんにちは、生協学生委員会所属、1年A類国語のJと申します。
ご質問ありがとうございます、以下、回答になりますが、あくまで個人的な考えであること、何が最適なものかは各個人によるものであること、この二点に留意したうえで参考にしていただければと思います。またA類国語科志望という認識のもとで回答します。そうでなかったら、申し訳ありません。(なるべく普遍的なアドバイスを心掛けますが…)
1.端的な結論→0.5:9.5(二次:共テ)
A類国語であれば二次試験は国語+小論文となります。まず小論文は共テの前に対策する必要性はほとんどありません、多少触れることができればもちろん楽になるのかも知れませんが、共テのほうが優先度は高いのかなと思います。
したがって二次の国語の対策をどうするか、という話になります。共テと二次の国語の試験の違いは記述問題の有無にあります。学芸の二次の国語は、特段個性的な問題ではないので、純粋な国語力が試されていると考えて差し支えないでしょう。とは言いながら、完全に共テと二次で別物と捉える必要はありません。よく言われると思いますが、記述問題が解けたら記号の問題は解ける、みたいな(返信主もある程度同意はしますが正直好きではない)。まあ記述が出来たらそれだけ読解も進むというのは納得できることなので、ある程度国語に力がついている状態なのであれば記述に挑戦してみてもいいかもしれないですね。
ちなみに現時点で一度は過去問を見てみてくださいね。どういう雰囲気かだけでも把握しておく必要はあるかと。
2.返信主は一般選抜ですので、学校型選抜の知人から聞いた内容をお伝えします。
そのため内容は、私の学年、すなわちあなたが受験するときの二年前の内容です。ご了承ください。
・任意の漢字を1つ挙げて、その成りたちについて説明して下さい。
・行ったことがある、または行ってみたい文学館や美術展
・「知能・技能」「思考・判断表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つから評価を行っているが、主体的に学習に取り組ませるためにはどのような指導を行うか、具体的に。
・大学生になって読んでみたい本
・古文(または森鴎外の作品)の朗読
・国語に対する児童生徒の興味関心、主体性を育てるためには?
タフですね…
3.現段階→古漢は単語や句法を定着させたいので、その類の参考書。
古文単語はゴロゴやformulaなど、好きなタイプから選ぶと良いでしょう。
漢文句法については学校で何か使っているのであればまずはそれをしっかり覚えるのが先かなと思います、あとは早覚え即答法とかかな?
現代文は基礎から、という方は田村のやさしく語る現代文を自分は使っていました。
実践→上級現代文、得点奪取など
正直実践系は何でも良いようにも感じます。ちなみにこれらは記述が多いのでどちらかと言えば二次対策です。共通テスト対策はそれこそ対策問題集みたいなものをたくさん解くのが手っ取り早いかなと思います。
ちなみに私が個人的におすすめする二次対策はあらゆる大学の過去問を解くことです。
どこの大学を解けばいいの?となりますが、自分は旧帝大をよく解いていました。主はそこを志望していたわけではないですが、赤本や青本で解説も丁寧に書かれているものが多く、問題も基本に忠実に作られたものですので、実践経験を積むためによく解いていました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。大変な量になってしまいました。
一個人のアドバイスとして、合わなかったら別の方法を模索してみてください。
また、このような場で質問内容に外れたことを言うのはそぐわないかもしれませんが、勉強以外でも高校生として楽しめるものがあればそちらも満喫してほしいなと思います。私は部活を一生懸命やっていた人間なので、入っている部活があり、それに熱中しているようであればそこもまたやり切ってほしいなと思います。もちろん部活以外でもなんでもいいです。高校生として過ごせるのも残りわずかですので勉強以外でも素敵な時間を過ごしていただけたらなと思います。
話がそれてしまいました。こちらをもしお読みになられて不明な点や、新たに悩みができた時などいつでも返信いただいて構いません。
長文にわたる長文、失礼いたしました。
それでは残り一年間楽しんでくださいね、素敵な高校生活を。