令和6年度の学校推薦型選抜で合格した者です。少しでも力になることができれば幸いです。
面接に関しては、試験官3人に受験生1人で、志望理由や入学後の抱負、将来どのような形で福祉に携わっていきたいのかという質問を中心に質問が展開していきます。面接自体は10分くらいで終わります。一つ自分の軸を決めて、そこから枝分かれする形で自分の興味関心について理解を深めていくことが大切だと感じました。私の場合はスクールソーシャルワーカーになりたいという目標があって、そこから子どもや親に関わるときはどんなことが大切なのか、子どもを取り巻く課題は何が原因になっているのかなどを詳しく調べました。それをもとに、大学ではどんな学びをしていきたいか、学芸大のシラバスを参考にして話をしました。意外な角度からの質問(私は出身県のスクールソーシャルワーカーの月収を聞かれました!)もあるかもしれないので、本番に想定外の質問をされて動揺しないように、心の準備をしておくことも大切です。面接では特に知識面の質問はされませんでした。自分がこれからどうなりたいか、どうしていきたいかという意識の確かさを確認する面接のように感じました。
小論文に関しては『福祉新聞』などを読んで今の福祉業界でのトレンドを把握しておくことが大切だと思います。また、ニュースや新聞、過去問で出会って意味がわからなかった言葉について調べておくことが、知識をつける上で有効かと思います。知識自体はそこまで専門的なところは問われないはずです。福祉は分野が多岐にわたるので、自分の興味分野以外の分野にも触れておくことが必要です。過去問は推薦・一般のどちらも解いておくといいと思います。あとは、知識ももちろんですが、新書(新書は岩波ブックレットがオススメです)などを読んで、福祉に携わる上で大切な考え方は何なのか、自分なりの考えをまとめておくことで小論文は書きやすくなると思います!
一般と並行して推薦対策をするのは大変かと思いますが、心と体の健康に気をつけて頑張ってください!来年の春に会えることを楽しみにしています!